なんとまぁ良い天気なんだ!
あまりにきらきら輝く晴天に
たまらず外に出た。
ちょっくら足を伸ばして 写真を撮り回ったので
どうか見てほしい。
この青空!
抜けるような青とは まさにこのこと。

ななかまどの赤の
なんと鮮やかなことか。

風が吹くと
枝に積もった雪が サラサラと風に飛ばされてゆく。
雪片がキラキラと太陽を反射して
思わず目を奪われる。

陽の光がまぶしい。
目が開けられない。
あまりの陽の明るさに
なんだか身も心も
洗濯されているような心地になる。

こんなに晴れていれば
地面だって もちろんその光を乱反射。




そして
雪面にできる影もまた楽し。



普段見過ごしそうな物たちも
なんだか素敵に見えてくる。
赤と白のコントラスト。

ちっちゃいツララと
錆びた看板。

凍れたように滴る水が
なんだか瑞々しい。

消火栓だって
ほんのり空を映している。

しばらく歩くと
バス停の東屋に
光り輝くツララたちが。
なんて美しい、この透明感!




ツララの美しさに すっかり虜になり
鼻を赤くしながら 夢中でシャッターを切った。
深々と雪が降り続く日々の
その束の間
キラキラ輝く世界に 魅了された一日だった。
あぁ 幸せだった。
寒かったけど また行こうっと。
